Wednesday, April 04, 2007

vol.60 『衣装班』


今日は、16時半から ライオンズクラブの皆様と打合せ。

不二子は最近、ことにお客様に恵まれているとは思うんだけど

仕事していて、とにかく楽しい。

今日の打合せには、スタッフの方が4名いらっしゃいました。

その全員が、3月ホテルニューオータニで開催された『幕張メッセ
ライオンズクラブ』の会で、幕張Heart'Sの演舞を観てくださった方々なので、
なんていうか、話が早い。

話が短く済む とか、注文が少ないとか、けしてそういうことではないのですが、
多くを語らなくても、自分を飾ったりしなくても
初めからある種の信頼関係のようなものが成立しているような、
その上で仕事を進めていける、やりやすさのようなものがあります。

世の中、よさこいよりスバラシイものは五万とありますが、
そこらへんの絶妙さというのは、よさこいはピカ一。
まちづくりの最高のツールと考えられる由縁もここらへんにあります。

詳しくは別の機会に語るとして、
「(いつもそうだけど?)今回もいい仕事しよう!」と心に誓った不二子が
打合せを終え、猛ダッシュで向かった先は、衣装班会議 at 津田沼。

そうです、現在、振付けと同時進行で進めているのが、「衣装制作」。
写真は、デザイン画(by 不二子)、生地の色見本、怪しいDVD。
衣装制作って、ホント、実に、地道で味のある創造のプロセスです。

作曲は、やはり、作曲家とクライアントの一対一の勝負みたいなところがある。

振付は、振付師とプロデューサーの勝負。時に、振付師VS.踊り子。


一方、衣装って、だいぶ趣異なり、いくつもの工程がありそれぞれに専門家がいます。


まず、①生地を探す。(生地屋さん)


そして、②デザインを決める。(デザイナー)


③型紙をつくる。(パターンナー)


④縫製。(縫製屋さん)



前回の衣装は、すべての工程を一人で辿りました。

日暮里に通い、人脈を使いパターンナーや、裁縫屋さんを探し、デザインを考え、打合せをし、サンプル作って、修正し、仕上げるまで。 実に、数週間。

ウィークデーは仕事と練習、土日は祭り出ながらの作業だったのでいつ思い返しても、制作自体が芸術でした。もう二度とできない。けど、本当に勉強になりました。


しかしいろんな面で負担が大きく、追加する場合の問題も生じたので 今年は、衣装屋さんにお願いすることにしました。ダンスやってる人なら誰でも知ってる●ャコットさんです。

 簡単に言うと、衣装屋さんは①③④の工程を半分担ってくれます。

大変な助っ人です。

とは言え、こういう衣装を頼む!ってところまでがハッキリ言って全てなわけで、        

目下 あーでもないこーでもない やってるわけです。


時間がないので、今週でもう決めて来週発注かけなきゃといったところ。前回は、県内初企業チームとしてHeat'Sデビューの衣装(それがHeartSというチームのイメージにもなってしまうため)だったので「万人受け、ゼッタイ外さない」衣装を作りました。

前回はおそらく、ほぼねらい通りにいったので、2度目は、全くちがう路線、目指しています。それが吉と出るか凶と出るか・・こわくもあり、楽しくもあります。 乞うご期待!


Comments: Post a Comment



<< Home

This page is powered by Blogger. Isn't yours?